アフターピルの知識

排卵から妊娠の仕組み、そして避妊

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きちんと考えずに避妊をしなかった、避妊をしたけど失敗してしまったことなどが原因で妊娠する可能性が高まります。そもそも妊娠は一体どのように、成立するのでしょうか。女性の身体の仕組み、排卵から妊娠に至るまでを知ることで避妊について理解を深めましょう。

そうすることで避妊の大切さ、その手段の一つであるピルの力についても知ることが出来ます。

排卵が起こるメカニズム

卵巣には未成熟の卵子を含む卵胞と呼ばれる細胞の集まりがあり、12~13才になると約28日に1個の割合で卵子の成熟が始まります。卵子は成熟すると卵巣から放出されます。これを排卵といいます。

妊娠の準備期間と月経

卵巣で卵子が成熟し始めると、子宮内では受精卵を受け入れる準備が進み、子宮内膜が増殖・肥厚し受精卵が着床したときに栄養が与えられるように分泌液を分泌するようになります。

しかし、受精が起こらないと肥厚した子宮内膜ははがれ落ち血液ともに膣から排出されます。これが「月経」で2~8日続きます。

タイミングよく精子と出会ったら 妊娠!

赤と青の折り鶴
排卵後の卵子は卵管采でとらえられ卵管のなかに入って子宮の方へと進み、卵管膨大部へ達します。ここで膣・子宮をさかのぼってきた精子と出会うと受精しますが、精子と出会えなかった場合は、排卵後24~48時間以内に変性し、おりものに混じって気づかないうちに膣から排出されます。

受精は精子が卵子の殻を破り、1つの精子の核が卵子の核に融合することにより成立し受精卵の分裂が始まります。受精卵は7日目くらいまでに子宮内に移動し増殖・肥厚し分泌液を分泌している子宮内膜のなかに沈下埋没し、これによって着床が成立します。

着床すると母胎から受精卵(胎芽)への栄養供給が行われるようになります。妊娠が成立すると血液中のプロゲステロンとエストロゲンが減少しないため基礎体温は高温相を維持し無月経となります。

精子は全身が6ミクロンの大きさで頭部・頸部・体部・尾部で構成せれています。頭部にはDNAという物質があり、これが遺伝子を伝えます。

精子は副睾丸・精管・精嚢線・前立腺とめぐっていくうちに成熟し、射精によって精液と一緒に射出されますが、その数は精液1ミリリットル中6000万~1億個もあるといわれています。普通はこのうち1個だけが卵子と出会い受精するわけです。

妊娠してもうまく行かない場合がある

妊娠の異常は、妊娠中毒症・子宮外妊娠・胞状奇胎・子癇などが主なものです。また、いろいろな原因で流産も起こりますが、この中には受精卵の異常による自然淘汰的な流産がかなりあると考えられています。

妊娠24週未満で起こった分娩をまとめて流産といいますが、胎盤が完成する前の妊娠16週以前に起こった場合を流産、胎盤が完成したあとの16~24週妊娠起こった場合を未熟産と分けて呼ぶこともあります。
未熟産で生まれてしまった場合は、残念ながらまだ赤ちゃんの生命が救えない事がほとんどです。

また、経済的理由や精神的理由で人工中絶をしてしまう人もいます。世界全体では毎年3000万~5500万件に及ぶといわれ、日本では受胎調節法の普及とともに毎年減少傾向を示していますが、年間数十万件をくだらない、かなりの数のにのぼります。

妊娠発覚!でも望んでいない人もいる

木で出来たNOの文字
万が一妊娠をしたがそれを望んでいない人の場合、人工妊娠中絶を選択することもあるでしょう。しかしそれは胎児の生命に関わる出産であるため、医学的検知をこえて宗教や倫理といった面からもいろいろな問題が提起されています。

ただし緊急の場合を除いては、都道府県の医師会が指定した医師(母体保護法指定医)だけが手術を行うことを許されています。

妊娠、出産を望んでいなければ避妊をするべき

受胎調節法つまり避妊法にはいくつかの方法があり、いずれも長所と短所があって最も良い方法というのは、明言できません。

現在の避妊法の中で、優れているもののひとつである経口避妊薬(ピル)。これは、排卵を抑制するホルモン剤です。ピルは1周期分が21錠になっており、月経がはじまったら、くる日曜日から飲み始めます。その後毎日1錠ずつ21日間(3週間)服用し、7日間(1週間)休みということを繰り返します。

月経は服用が休みの期間に始まります。飲む日の数え方が週単位で計算しやすいので飲み忘れることの少ない方法です。また、夜寝る前に飲み、もし飲み忘れたら遅くとも翌朝飲んで、その夜も飲むようにすれば失敗することはありません。

なお、内分泌系や肝臓の病気や子宮ガン・乳がんの疑いがある場合は飲まない方が良い場合があります。どちらにせよ、産婦人科医の指示のもとに服用するようにし、ときどきチェックをする必要もあります。

一般的に多い避妊法

一方で、広く利用されているのがコンド-ムです。男性側が使う避妊具で、手軽に使うことができます。男性の性器にかぶせる薄いゴム製品で、射精された精子が膣内から子宮腔に進入するのを妨げます。

ペニスを膣内に挿入する前に、空気が入らないようにコンド-ムの先端を軽くひねり、ペニスにかぶせて根元のほうまでおおいます。性交の途中からつけたり、性交のあと長い時間挿入したままでいると、精液がコンド-ムからもれて避妊に失敗することがあり、失敗して妊娠する率が以外に高いのが欠点です。

妊娠そして避妊について知り、自分を守る

菜の花畑
現在はHIVや梅毒のような性感染症も増加しているので、ピルとコンド-ムの併用が一番安全です。ピルを服用していない場合で、何も避妊していない場合や、暴行もしくは脅迫、抵抗もしくは拒絶できない間に姦淫された場合はアフターピルが、おすすめです。

事後72時間以内に服用することにより妊娠を防ぎます。一般のピルは低用量ですが、アフターピルは用量が多いこともあり、現在日本では事後に医師の処方の元でなければ薬を購入することができません。

ただ、通販サイトを利用して個人輸入という形では購入することができます。病院に比べると、格段に安い値段で買えるので、お守り代わりに持っているのも一つの方法だと思います。自分の生活や体調にあわせて避妊方法を考えてみてください。

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